アイフォト(iPhoto)の画像ファイルは、一コのファイルにパッケージされているので、特定の写真をフォルダーで閲覧できません。そこがアイフォトの不便さを感じるところです。
別の写真管理アプリを考えるとき、アイフォトを起動して全画像を書き出すことも可能ですが、かなりの手間と時間を要します。
ここでは、NIKON ViewNX2(無料)を例にしてアイフォトの全データを数分で登録する仕方をお知らせします。もちろん、ほかの写真管理アプリでも同じようにできます。
アイフォトデータは、Finderを起動すればユーザー名のフォルダの中に iPhoto Library があります。ピクチャのフォルダにあるかもしれません。
マウスオンして、右クリックやcontrolキーを押しながら左クリックすればコンテキストメニューが表れます。そのメニューの「パッケージの内容を表示」をクリックします。
iPhoto Library
「パッケージの内容を表示」をクリックして表示されるファイルリストに、Originals があります。それをクリックすると年の順に整理された画像ファイルのフォルダが表れます。
Originals
次に、全てのアイフォト画像を新たなフォルダにコピーします。下は、外付けドライブ(TimeMachine)のiPhoto_backupというフォルダにコピーしているところです。
アイフォトデータを他のフォルダにコピー
ここまでくれば後は簡単。お気に入りの写真管理アプリを立ち上げて、コピーした画像フォルダを指定するだけです。ついでに、アイフォトの環境設定で画像フォルダの場所を指定し直せば複数のアプリで画像を利用できます。
NIKON ViewNX2でアイフォトのデータを表示した画面